ビルジャックとは

ビルジャックの歴史

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ビルジャックの歴史
ビル・ケリーと子狐 実家のキツネ達を世話しているビル・ケリー ビルジャックカー ビル・ケリーが1951年式サーカーに乗って
冷凍ドッグフードを配達していた頃の写真
人生においてほとんどの人が面と向かわなくてはならないもの。
それは自分自身で働くにしろ、誰か他の人について働くにしろ「自分はどう働きたいのか」「仕事でどう成長していきたいのか」というキャリアデザインをなすことです。
多くの人は、ビジネスを始めるために必要とされる資源を手に入れるのが困難であるなどの理由から、はじめからキャリアデザインを決定しようとしません。
しかしながら、50年前に、ペットフード会社を設立する強い意志と知識をもっていた2人の若者は違ったのです。

1940年前半、第二次世界大戦中、ケリー兄弟は軍隊で戦っていました。 数年後、オハイオの故郷へ帰った時、ビル・ケリーとジャック・ケリーは当時のペットフード市場のギャップを満たす製品を作成する機会をとらえました。
「私の父は、ペットフードマーケットを栄養という側面でとらえてみる新しい可能性を探っていました。」とは、Bil-Jac®の現在の社長にして共同設立者であるビル・ケリーの息子、ボブ・ケリーの言葉です。
「父は、消費者のニーズを汲み取って大きな改良ができるかもしれないと思っていたのです。」


1947年には、兄弟でBil-Jac®を設立しました。
会社名を思いつくのは容易でした。名前の最後のアルファベットを一字削って、そのふたつをくっつければよかったのですから。会社の初期の製品はBil-Jac®の冷凍のドッグフードでした。
「ちゃんと手間を掛け、製造の過程で損傷を与えないよう注意を払った新鮮な製品こそがペットフードとして最大最良のものである。」というのがケリー兄弟の信条だったのです。 従って、新鮮な肉だけが使用され、新鮮なうちに配達するために冷凍されました。「長い期間でも、それを保存することができるかもしれないし、必要なときには解凍して与えればいい」とケリー兄弟は説明していました。 ビジネス初日は3.5kgしか売れなかったという事実にもかかわらず、ほぼ30年間、その信条を貫き、Bil-Jac®ドッグフードは会社の唯一の製品として売れ続けました。
ドライフードを創る
ビルジャック製造場 1980年のビルジャック食品製造ライン ビルジャック熱心に勉強するビル・ケリー ビル・ケリーは愛犬家により良いドッグフードを提供することを決め、目標を達成する為、動物の栄養学、マーケティング、ビジネスを熱心に勉強しました。 ジェリージェロー氏 ゲリージェローとナポリタンマスティフ
(映画 ハリーポッターと謎のプリンスの撮影現場)
1970年代に、ビルは、顧客からドッグフードに関する質問をよく受けるようになりました。
「父は、なぜドライドッグフードがないのとかという質問をお客様からよく受けていました。そして私は何度も何度も父の答えを聞いてきたのです。」
「父は、冷凍食品と同じ質の製品を顧客に贈ることができると確信するまでは、ドライドッグフードを作るつもりがなかったと言いました。」前出、ボブ・ケリーの話です。 ビル・ケリーにとって特に重要なことは、ペットフード生産の中で使用される従来の肉の調理プロセスでした。 「ほとんどのメーカーは既に調理された肉からタンパク質を得ています。
また、できた製品がどのようにパッケージされ、どのように皆様の愛犬の食卓に並ぶかに注意を払っていません。」 ビルは、製造過程において、食肉製品を乾かすために使用される温度が非常に高く、栄養価が犠牲にされていることに注目し、なんとか解決したいと考え、そのプロセスを他人任せにするわけにはいかないと考えました。

10年の歳月が過ぎ、ついに、ケリー兄弟は、肉の栄養価を失わずに、食肉製品をドライフードにすることができるかもしれない、真空で肉を調理する製造法を開発しました。
「私たちは従来のおよそ半分の温度で調理することを可能にしました。」とケリー兄弟は発表しました。1980年中頃のことです。
製造法を確立し、Bil-Jac®は、セレクト、パピー、ライト、トリーツそしてドライキャットフードを取り揃えたドライペットフードのラインナップをリリースしました。
同様に猫に関しても、キトン、ライト、三つの味がするトリーツを取り揃えてリリースしました。
Bil-Jac®の評判を新たに高めたのはトリーツでした。

「私たちは、トリーツからBil-Jac®を知りました。」とカリフォルニア、レークフォレストにあるバード・アニマルズ・アンリミテッド社の設立創業者ゲーリー・ジェロー氏は言います。
バード・アニマルズ・アンリミテッド社は映画やテレビなどのエンターテイメント産業に向けて動物をコーディネートする会社です。 映画「101匹わんちゃん」、「バットマン・リターンズ」を代表とする動物を使うほとんどのハリウッド映画、ドラマなどにジェロー氏がコーディネートした動物たちが出演しています。
「私は、トリーツがBil-Jac®食品と同じくらいの栄養をもっているので、好んで使用しています。ジャンク食品を与えるのとはワケが違います。」
お客様の支持を得る
お客さま シーワールドのアニマルトレーナーである
ジョー・スレイブン氏と犬たち
ケリー兄弟は、Bil-Jac®が製品の広告や促進に多くのお金を使っていないことを認めています。
これは今日の企業の広告手法、マーケティング手法には、まるでそぐわない姿勢です。しかし、Bil-Jac®は、その実績で必ずしも広告にお金をかけなくともよいのだということを証明しています。
「私たちは製造工程にお金をかけます。私たちはそれで成功してきました。」「口コミは、時に出かけて行って、売り込んでくるより成果をあげるものだ。」

ブリーダーや、ペットショップそして一般のペットを愛するお客様方から口コミしていただける程の支持を得ることは、極めて重要です。 そこに達する一つの方法は、お客様にBil-Jac®製品を試していただく以外にありません。いくら宣伝をしても、有名にはなるかもしれませんが真の支持には達しないのですから。 「お客様に比較しながら、ペットフードを与えていただきたいのです。すなわち、Bil-Jac®チャレンジを受けていただきたいのです。」 Bil-Jac®チャレンジは、飲料会社などでよく行われるテストと同種です。どちらがどちらなのか分からないように用意された異なる二つの製品からよいと思うほうを選んでもらうあのテストです。
特別なのは、このテストがペットのためにあるということと自宅でやっていただくということです。手順は簡単です。
「皿を二つ用意して、一皿にはいつものペットフード。一皿にはBil-Jac®ペットフードを一食分用意し、食事の時間に、同じように置いておく。」それだけです。あとはペットが選ぶでしょう。


Bil-Jac®は、味がすべてではないと考えています。人間の食事でも同じように、よい味がするからといって、それがよいものであるとは限りません。 私たちBil-Jac®の焦点は常に、私たちの友であり、大切な仲間であり、家族であるペットたちの栄養上のニーズを満たす食糧を供給することでした。
私たちのゴールは最大のペットフード・メーカーになることではありません。
私たちのゴールは、今までもそしてこれからも常に、私たちが皆様の愛犬、愛猫のために全力を尽くすことです。

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